「0ベース思考-どんな難問もシンプルに解決できる」書評

0ベース思考-どんな難問もシンプルに解決できる

どんな難問も?

この本では「どんな難問もシンプルに解決できる」と言い切っています。
本のインパクトを与えるためにはよいのかもしれませんが、本当に「どんな難問」も解決できるのでしょうか?
囚人のジレンマに代表されるゲーム理論ひとつとっても、解決への道筋は示せていても、「解決できる」とまでは行き着いていません。

解決してきた事例が豊富

筆者はこれまで0ベース思考で解決してきた古今東西の事例を丁寧に紹介しています。
なぜ小林尊はホットドッグの早食いコンテンストで優勝することができたのかから、ヨーロッパの宗教改革が現在まで及ぼしている影響まで、まさに「0ベース」で根拠を客観的なデータに基づいて探っていったところに発見がありました。
それが本当に合っているかは分かりません。ただ少なくとも、直感と経験と声の大きさだけで判断が決まっていくようなものよりは、圧倒的に信憑性があります。

実践には時間も労力もかかる

これまで誰も解決できてこなかった問題が、この本を読んだからといって明日解決できるわけではありません。
ただ、考え方のアプローチは明確に示しています。

0ベースであること

この一点です。そのための根拠とデータと検証を、深く、常識にとらわれず、まわりの非難にも負けず続けていけること、そこに最終的な成功への道筋があると感じました。


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