「老後破産」書評
本書ではNHKの取材に基づいた老後破産の実態をまとめています。 時間は流れ続ける 人生は生まれてから歳をとっていく一方通行であり、逆に向かうことはできません。 いま老後ではない人は老後破産がイメージできないかもしれません。 いま老後破産している人は若いころにこうしておけばよかったと思うかもしれません。 幸い我々にはこういった書籍を通じて学ぶ力が備わっています。もう少しで老後破産しそうな人にとっても有益な書籍です。 何が原因になりうるか? 現役時代は普通に働き、退職後は貯蓄をもとに普通に年金で暮らしていた人が、「病気」で医療費がかさんで破産予備軍となります。 大きな病気をしなくても健康寿命が尽きると介護が必要となります。介護保険を利用したとしても介護サービスにはお金がかかります。 日本には生活保護の仕組みがありますが、住宅や預金があると生活保護をうけられないという条件が高齢者を苦しめています。 どうしたらよいのか? とにかく働く。しかも夫婦で70歳まで。働くことは社会とつながること。 夢を追い求めるのもよいが、資金がないのに夢は求められない。 お金は大事。知人や役所も味方につける。